生き方ノウハウ

【知識ゼロでも満点合格】日商簿記3級の解説と勉強のコツ!

経理・財務系への就職に有利と言われている、簿記検定。

そんな日商簿記の3級に、100点満点で合格しましたのでご報告します!!!!

まさか元システムエンジニアの私が、簿記検定を受けることになるなんて、微塵も思っていませんでした。

もちろん、簿記どころか、事務系の知識すら皆無ですよ。

あらき
あらき
ん、仕訳?決算??なにそれ???

帳簿ってそんなに種類あるの!?!?

そんな私でも、約1ヶ月半の勉強で合格することができましたよ~!!!!

日商簿記検定3級の勉強について

勉強開始~半月前まで

この期間はひたすら、後で紹介するテキスト&問題集をやって基礎知識を身に着けていました。

実は私は独学ではありません。

職業訓練学校の、簿記検定対策の授業で勉強しました。

スキルも職もゲット!『職業訓練』は格好の大人の学び場 先日の記事➡夫の転職で退職した場合の失業保険はこんなにお得!メリットと手続き方法についてでは、現在私も受け取っている失業保険のお...

とはいえ、基本はテキストを解説してひたすら問題を解く、という感じでした。
やる気があれば独学でも大丈夫だと思います!!

さて、簿記3級の勉強のポイントは、大きく分けて以下の4つかなぁと思います。

  1. 勘定科目&仕訳
  2. 各帳簿への記帳
  3. 決算整理
  4. 試算表や財務諸表の作成

それぞれ簡単に解説します。

①勘定科目&仕訳

そもそも、簿記とは、企業における日々の取引を、一つ一つ帳簿に記録していくこと。

「何が取引されたのか」、の、「何が」の部分を、勘定科目というのですが、

その種類が、結構あるんですよね~。

また、それらが「資産」「負債」「純資産」「費用」「収益」のどれに当てはまるか、によって、取引の左側に書くか(借方)、右側に書くか(貸方)も変わってきます。

つまり、その「どれに当てはまるか」、も覚えないといけないのです。

簿記って結構暗記することがあるんだ~、と、当時は驚きましたね。

あらき
あらき
といっても、

  • 「〇〇費」だったら費用
  • 「未払〇〇」だったら負債
  • 「前払〇〇」だったら資産


など、慣れてくると予測できるようになってきますよ!

また、仕訳については、スマホのアプリでも無料で学習できるものがあります。

私が使っていたのは、「スピード仕訳簿記3級」というやつです。

スピード仕訳簿記3級
スピード仕訳簿記3級
開発元:TAKASHI ISHIGAKI
無料
posted withアプリーチ

実際の問題で、このアプリの出題形式のようにでることはありませんが、仕訳のコツをつかむことができます!!

簿記3級のほとんどは、この暗記に費やすことになるでしょう・・・。

2019年度から、簿記検定全体の出題区分が大幅に改正されます!!

これまでは3級は「個人商店の簿記」を想定して作られていましたが、それが「小規模の株式会社」を想定したものにかわります。

それに伴い、覚えなくてもいい仕訳、逆に増える仕訳もあるようです。

出題範囲の変更については、以下のページを参考にしてください。
商工会議所簿記検定試験出題区分表などの改定について

②各帳簿への記帳

帳簿には「仕訳帳」「総勘定元帳」の主要簿、「現金出納帳」「売掛金元帳」「商品有高帳」などといった補助簿があります。

主要簿は仕訳の勉強で覚えられますが、補助簿はいくつかパターンを覚えないといけないです。

特に、商品ごとの仕入れや売上を管理する「商品有高帳」はよく出る気がしますね!



③決算整理

簿記3級の勉強の山場がココです!!

決算整理とは、期末に会計を一度締め、次の年度を気持ちよく迎えるための作業です。

  1. 現金過不足の整理
  2. 消耗品の整理
  3. 売上原価の算定
  4. 貸倒れの見積もり
  5. 固定資産の減価償却(げんかしょうきゃく)
  6. 費用・収益の繰延べ・見越し

・・・と、何やら難しそうな単語が並んでおります・・・・。

でも簿記検定の場合は、①~⑥のやることは問題に書いてあります。

決算整理のやり方を、何度も繰り返し練習するようにしましょう。

上の中でも、③売上原価の算定は毎回必ずやるものであり、

  1. (借方)仕入 (貸方)繰越商品
  2. (借方)繰越商品 (貸方)仕入

・・・という仕訳は、もうパターン化されています。

あらき
あらき
「決算整理といえば【し くり くり し】!!!!」と覚えました!!!
(↑の仕訳の頭文字をとっています)

「売上原価を算定するための仕訳」という考え方は、最初は理解しづらいと思いますが、
もうそう決められたものなんだ!と無理やり納得させました(笑)

他にも、⑤の減価償却(げんかしょうきゃく)、⑥の繰り延べ・見越しは、高得点合格を狙う場合は理解したほうがいいです。

減価償却とは、「物を使っていれば古くなるので、下がった分の価値を差し引きましょう」、というものです。

繰り延べ・見越しは、「前払いしたけど、まだ経過していない分を次期分にする」、「費用として発生したけどまだ払っていない分を今期分にする」、といった作業です。

あらき
あらき
特に⑥は、非常に借方・貸方を間違えやすい!!!!

たぶん「繰り延べ・見越し」が一番三級の中では難しいんじゃないかな・・・?

ここを乗り越えたら、仕訳はほぼ完ぺき!
満点合格を狙う人は、繰り返し類題を解いて頑張ってください!!



④試算表や財務諸表の作成

取引額の合計を算出して試算表を作ったり、決算整理後に財務諸表を作成したりする問題です。

財務諸表は、3級では貸借対照表と損益計算書の2つのこと。

貸借対照表⇒資産と負債と純資産、損益計算書⇒費用と収益、をそれぞれ書いていきます。

その後は、純利益(もしくは純損失)を計算するために、電卓の出番になります。

各勘定科目の額を、一つ一つ取りこぼしや重複がないように打っていくのですが、これにわりかし時間がかかりますね~。

そして、それぞれの借方・貸方の合計や、純利益(損失)の額が一致した時の快感は相当なものです!!!

あらき
あらき

逆に、一致していないときは、どこが間違っているか悩むより、さっさと答えを見たほうがいいです!!!

悩んでいる時間がもったいないですからね~。

やればできるといえば、勉強しなくてもよいのでは?となるかもしれませんが、

電卓入力に慣れるためにも、ある程度の練習は必要!だと思います。

半月前~本番

基本的には過去問や、予想問題、模擬問題をひたすら解いていきました。

本番の試験は、大きく5問に分かれています。

日商簿記検定3級の問題構成
  • 第一問:仕訳問題(20点)
  • 第二問:補助簿や勘定記入小問題(10点)
  • 第三問:試算表の作成問題(30点)
  • 第四問:伝票や決算関係の仕訳・勘定問題(10点)
  • 第五問・精算表・財務諸表の作成問題(30点)

比較的配点の低い第一問、二問、四問はさっと終わらせ、配点が大きく、埋めるのに時間がかかる三問と五問に、力を入れるのがコツです。

あらき
あらき
私は後で紹介する模擬問題集の8回分、学校で用意してあった10回分の予想問題を解きました!!

毎回時間を計って、時間を意識して解く、というのも、ポイントです。

本番直前には、1時間ほどで全問解けるようになっていました!!!

模擬問題や予想問題は、本番よりもやや難しく作られています。

試験直前に模擬問題をやると、できなかったときにとても不安になってくるので、

本番一週間前くらいに予想問題をすべて終わらせ、後は間違えたところやニガテなところの復習に当てるのがオススメです。



日商簿記検定3級合格のポイント

間違えやすい勘定科目・仕訳を要復習!!!!

仕訳は暗記ですが、覚えにくいものやわかりにくい仕訳もあります。
それらを早めにつぶしておきましょう。

ちなみに個人的になかなか覚えられなかったのは、「小切手」や「手形」のところです。

あらき
あらき
そもそも小切手と手形の違いもいまいちよくわかっていない状態でのスタートでした😅

一般人が扱うものじゃないので、なかなかイメージしづらいんですよね~。

ちなみに小切手のところの、

  1. 「当店振出の小切手」⇒当座預金
  2. 「他店振出の小切手」⇒現金

・・・というのも、かなり重要ポイントですよ!!!

試験問題は全部埋める!!!!

簿記試験の試算表や財務諸表の問題は、仕訳やその額すべてに点数が割り振られているわけではありません。

つまり、すべてがあっていなくても、100点を取れることはある!!ということ。

なので、最後の合計や純利益(純損失)がどうしても合わない!!と思っても、途中経過は必ず埋めておきましょう。
部分点をもらえる可能性が高くなりますよ!!!

電卓に慣れておく!!

意外に多いのが、電卓の打ち込みミス!!

簿記の問題では、借方・貸方の金額の合計が同じになります。
逆をいうと、合計が一致しない場合は回答が間違っている、ということ!

ある意味、間違っていることに気付けるのは、簿記検定のいいところ?ではないでしょうか。

一致しない場合は、以下のような場合があります。

  • そもそも、仕訳が間違っている。
  • 入力していない仕訳がある、もしくは重複している。
  • 入力した額が間違っている。

これらのどれかを判断するのは難しいですし、一から計算しなおすのは、大変な時間ロスになります。

  1. 計算済みの項目にチェックを入れる
  2. 計算の途中経過をメモしておく
  3. 指で押さえ、確認しながら入力していく

などと、少しでも入力ミスを減らすよう工夫できるとよいですね!!



私が使用したテキスト・問題集

TAC簿記検定講座 よくわかる簿記シリーズ

日商簿記3級の基礎知識は、すべてこれに詰まっています!!!
逆を言うと、ここに載っていない知識はでないです。

とても分かりやすいですし、この2冊を頭から順に理解し、問題をこなしていれば、確実に合格に必要な実力は身に付きます。
本当に良書でした。

模擬問題&過去問題集

先の2冊は、基礎知識を身につけるには良いのですが、実際の問題形式とは異なっています。
特に仕訳の問題(第1問)は、やや問題文が長く、ひねりがある問題が多いですね。

↑の模擬問題集は、本番形式の模擬問題がついているだけでなく、近年の出題傾向も解説されています。

模擬試験のレベルも難しすぎず簡単すぎずで、ちょうどよかったかな。
そして厚みが薄いのが、荷物の多い私にはありがたかったです(笑)

まとめ

本記事では日商簿記3級の解説をしました!!

  1. 簿記は勘定項目と仕訳が基本!
  2. 山場である「決算整理」は、6つの事項とそのパターンを確実に理解すること!!
  3. 過去問&模擬問題をひたすら解いて、問題に慣れること!!

簿記の勉強はパズルみたいで、理系の私はそれなりに楽しかったです♪

また、日商簿記の他にも、工業簿記とか建設業の簿記などがあり、経理の世界を知ることができました。

機会があれば、ぜひ2級の勉強もしてみたいですね~。

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